日本ヘーゲル学会研究奨励賞規程

二〇〇七年六月一六日制定・施行

二〇一四年六月一四日改正

  二〇二四年六月八日改正

一 (趣旨)本賞は、ヘーゲルに関する学術研究を奨励し、多くの高い水準の研究者を育成するために設けられる。

二 (名称)本賞は、日本ヘーゲル学会研究奨励賞と称する。

三 (授与)本賞は、原則として、年一回、論文部門一名および単著部門一名に授与するものとする。

四 (選考)本賞の選考は、日本ヘーゲル学会研究奨励賞選考委員会(以下、選考委員会)によって行なわれる。

五 (選考委員会)選考委員会は、理事会によって委嘱される五名の選考委員によって構成される。

六 (選考委員長)選考委員長は選考委員会の互選によって選ばれる。

七 (選考委員の任期)選考委員の任期は二年とする。

八 (選考過程)選考委員会は応募書類などに基づいて審査候補者を若干名挙げ、論文などの審査のうえ、受賞候補者について、決定し、理事会に報告する。理事会は選考委員長の報告をもとに審議し、授賞について決定し、総会で報告する。

九 (受賞候補資格)受賞候補者は、ヘーゲルに関する研究で将来優れた研究者となることが見込まれる、ほぼ四〇歳までの者で、日本ヘーゲル学会会員に限られる。

十 (審査対象) 論文部門は、当該年度十二月刊行の『ヘーゲル哲学研究』所収の公募論文を審査の対象とする。単著部門は、刊行から二年以内である単著書を審査の対象とする。

十一 (受賞回数) 受賞は論文部門、単著部門それぞれ一回限りとする。

十二  受賞者には賞状と研究奨励金を授与する。