以前の大会(2010年~2018年)

第28回研究大会
2018年12月22日(土)・中央大学後楽園校舎

〇 個人研究発表

個人研究発表(1):12時15分~13時00分 6318教室(6号館3階)
服部 悠(法政大学):「『精神現象学』における人倫的行為――実体の主体化と行為における自然――」
司会者:池松 辰男(東京大学)

個人研究発表(2):13時05分~13時50分 6317教室
加藤 紫苑(京都大学):「〈導入〉としての『ブルーノ』――同一哲学の見過された側面――」
司会者:長島 隆(東洋大学)

個人研究発表(3):13時05分~13時50分 6318教室
ティル・ネースマン:”Hegels kritisches Potenzial für die Neurowissenschaften”
司会者:吉田 達(中央大学)(*ドイツ語の発表原稿を配布。質疑のみ通訳付き。)

個人研究発表(4):14時00分~14時45分 6317教室
栗原 隆(新潟大学):「観念の連合と知力の井泉」
司会者:鈴木 亮三(岡山大学)

個人研究発表(5):14時00分~14時45分 6318教室
大坪 哲也(静岡英和学院大学):「『イロニーの概念』のキルケゴールはヘーゲル主義者か――ヘーゲルの歴史哲学とイロニーの不安――」
司会者:小柳美代子(早稲田大学)

〇 シンポジウム:15時00分~17時45分 6317教室
「ヘーゲルとフェミニズム」
提題者:小島 優子(高知大学)・岡崎 佑香(ヴッパタール大学)・池田 喬(明治大学)
司会者:竹島 あゆみ(岡山大学)

第27回研究大会
2018年6月16日(土)・17日(日) 中央大学後楽園校舎

【第1日】6月16日(土)
〇個人研究発表:12時15分~13時00分 6426教室(6号館4階)
久冨峻介(一橋大学):「言語による良心の相互承認――ヘーゲル『精神現象学』「良心」節の解釈――」
司会者:座小田豊(東北大学)
〇個人研究発表:13時00分~13時45分 6426教室
大和慶之(一橋大学):「『精神現象学』「B.自己意識」章における奴からストア主義への転換と両者の差異」
司会者:竹島あゆみ(岡山大学)

〇シンポジウム:14時00分~17時00分 6426教室
「ヘーゲルとプラグマティズム」
パネリスト:岡本裕一朗(玉川大学)・川瀬和也(宮崎公立大学)・松岡健一郎(同志社大学)
司会者:大河内泰樹(一橋大学)

【第2日】6月17日(日)
〇合評会1:10時00分~12時00分 6426教室
川本隆『初期フォイエルバッハの理性と神秘』(知泉書館、2017年)
評者:飯泉佑介(東京大学)・鈴木亮三・片山善博(日本福祉大学)
司会者:滝口清榮(法政大学)

〇合評会2:13時00分~15時00分 6426教室
竹島あゆみ『承認・自由・和解――ヘーゲルの社会哲学』(岡山大学文学部研究叢書38、2016年)
評者:佐山圭司(北海道教育大学)・赤石憲昭(日本福祉大学)・濱良祐(同志社大学)
司会者:高田純(札幌大学)

第26回研究大会
2017年12月16日(土)、17日(日) 東洋大学白山キャンパス

【第1日】12月16日(土)
〇個人研究発表1:10時30分~11時15分 6209教室(6号館2階)
岩田健佑(一橋大学):「ヘーゲルの長編小説論――ノヴァーリスへの批判を介して――」
司会者:佐藤康邦(放送大学)

〇個人研究発表2:13時45分~14時30分 6209教室(6号館2階)
栗原隆(新潟大学):「生理学や心理学を呑みこみながら――湧き立つ精神哲学――」
司会者:伊坂青司(神奈川大学)

〇シンポジウム:14時40分~17時30分 6209教室(6号館2階)
「ハイデルベルク・エンツュクロペディー刊行200年」
パネリスト:論理学/黒崎剛(都留文科大学)、自然哲学/伊藤功(横浜国立大学)、精神哲学/池松辰男(東京大学)、書誌情報報告/川瀬和也(宮崎公立大学)
司会者:硲智樹(広島大学)

【第2日】12月17日(日)6B14教室(6号館地階)
〇シンポジウム:13時00分~15時50分
「後期シェリングとヘーゲル」(東洋大学国際哲学研究センターとの共催)
コーディネート講演:長島隆(東洋大学)
パネリスト:高山守(東京大学)、三重野清顕(東洋大学)、中島新(一橋大学)
司会者:河本英夫(東洋大学)、久保陽一(駒澤大学)


第25回研究大会
2017年6月17日(土)、18日(日) 同志社大学・今出川キャンパス

【第1日】6月17日(土)
〇個人研究発表:13時30分~14時15分(K31番教室)
上田 尚徳(一橋大学)「M.ガブリエルのドイツ観念論解釈とその射程――ヘーゲル『精神現象学』における無限性へのひとつの応用の試み――」
司会者:松岡 健一郎(同志社大学)   

〇シンポジウム:14時30分~17時00分(K31番教室)
「『差異論文』をめぐって――思想史的コンテクストの中で」
パネリスト:久保 陽一(駒澤大学)、座小田 豊(東北大学)、田端 信廣(同志社大学)
司会者:山内 廣隆(安田女子大学)

【第2日】6月18日(日)※ワークショップと最新研究サーベイは並行開催
〇個人研究発表:10時30分~11時15分(K31番教室)
堀永 哲史(一橋大学)「ヘーゲルの矛盾は何についての矛盾なのか?――反省諸規定章の「対立」と「矛盾」の解読を通して」
司会者:未定   
〇個人研究発表:11時15分~12時00分(K31番教室)
パオロ・リヴィエリ(カナダ:マギル大学、法政大学HIF招聘研究員)「思考の客観性としての個別性――生起(Geschehen)の成立史と論理――」(ドイツ語発表 翻訳原稿配布予定)
司会者:大河内 泰樹(一橋大学)

〇ワークショップ:13時00分~15時00分(K32番教室)
「1805/06年の精神哲学草稿における「b. 意志」の検討」
司会:滝口 清榮(法政大学)
パネリスト:硲 智樹(広島大学)、濱 良祐(同志社大学)

〇最新研究サーベイ:13時00分~15時00分(K31番教室)
「ヘーゲル講義録入門」
司会者:寄川 条路(明治学院大学)
コメンテーター:松岡 健一郎(同志社大学)、高藤 大樹(同志社大学)


第24回研究大会
2016年12月10日(土)、11日(日) 明治大学駿河台校舎リバティータワー

【第1日】12月10日(土)
〇個人研究発表:10時10分~10時55分
池松辰男(東京理科大学):ヘーゲル「主観的精神論」における〈衝動〉の問題と展開 講義資料を踏まえて
〇個人研究発表:13時30分~14時15分
栗原 隆(新潟大学):「自然の詩情と精神の忘恩」

〇シンポジウム:14時30分~17時00分
「ヘーゲルの絵画論:ヘーゲルは何を見て、何を考えたか?―ヘーゲル美学講義に結実した芸術体験をめぐって」
シンポジスト:村田宏(非会員、跡見女子学園大学)、柴田隆行(非会員、東洋大学)、石川伊織(新潟県立大学)
司会者:佐藤康邦(放送大学)

【第2日】12月11日(日)
○合評会:10時00分~12時00分 (1. 2. 同時並行開催) (自著紹介15分 特定質問3人×15分 質疑60分)
1.神山伸弘『ヘーゲル国家学』(法政大学出版局)
コメンテーター:早瀬明(京都外国語短期大学)・大藪敏宏(富山国際大学)・濱良祐(同志社大学)
司会者:杉田孝夫(お茶の水女子大学)
2.牧野広義『ヘーゲル論理学と矛盾・主体・自由』(ミネルヴァ書房)
コメンテーター:山脇雅夫(高野山大学)・黒崎剛(都留文科大学)・松岡健一郎(同志社大学)
司会者:島崎隆(元 一橋大学)

第23回研究大会
2016年6月18日、19日 立正大学

【大会プログラム】
【第1日】6月18日(土)

〇シンポジウム:13時00分~15時00分 11号館1152教室
「概念とはなにか?―ヘーゲル『大論理学』「概念論」200年」
司会者:大河内泰樹(一橋大学)
シンポジスト:久保陽一(駒澤大学)、徳増多加志(鎌倉女子大学)、川瀬和也(宮崎公立大学)

〇ワークショップ:15時10分~17時10分 11号館1152教室
「ヘーゲル講義録研究――今後のヘーゲル研究の課題と展望」
司会者:寄川条路(明治学院大学)
パネリスト:赤石憲昭(日本福祉大学)、池松辰男(千葉県立保健医療大学)、大河内泰樹(一橋大学)、小川真人(東京工芸大学)、 小井沼広嗣(法政大学)、片山善博(日本福祉大学)、小島優子(高知大学)、佐山圭司(北海道教育大学)、瀧本有香(早稲田大学)、 竹島尚仁(岡山大学)、野尻英一(自治医科大学)、三重野清顕(お茶の水女子大学)
(発表は1件5分×14本、議論50分)
使用テキスト: オットー・ぺゲラー編『ヘーゲル講義録研究』(法政大学出版局、2015年)/アカデミー版『ヘーゲル全集』第2部(講義録)

【第2日】6月19日(日)
〇個人研究発表(1):10時00分~10時45分(発表30分、質疑15分) 11号館1152教室
上田尚徳(一橋大学)「『精神現象学』「転倒された世界」の観念論的解釈の試み」
司会者:小島優子(高知大学)
〇個人研究発表(2):10時45分~11時30分(発表30分、質疑15分) 11号館1152教室
大坪哲也(京都大学)「アドラーのヘーゲル主義における孤立した主体性―デンマークヘーゲル主義における主体性論の展開―」
司会者:野尻英一(自治医科大学)
〇個人研究発表(3):11時30分~12時15分(発表30分、質疑15分) 11号館1152教室
木本周平(首都大学東京)「事例に基づく推論としてのアナロジーと概念の生成」
司会者:赤石憲昭(日本福祉大学)

〇合評会:13時15分~15時15分 11号館1152教室
(自著紹介15分、特定質問3人×15分、質疑60分)
田端信廣(同志社大学)『ラインホルト哲学研究序説』
司会:山口祐弘(東京理科大学)
コメンテーター:中川明才(同志社大学)・長倉誠一(武蔵大学)・三重野清顕(お茶の水女子大学)


第22回研究大会
2015年12月19日(土)・20日(日) 中央大学後楽園校舎

【一日目】12月19日(土)

〇個人研究発表 10:00 – 11:30
瀧本有香(早稲田大学大学院) 「ヘーゲル美学における生動性の概念をめぐって」
川瀬和也(徳島大学総合教育センター) 「『大論理学』における絶対的理念と「方法」論」
〇個人研究発表 13:30 – 14:15
栗原隆(新潟大学人文学部) 「ヘーゲル『精神哲学』の基底と前哨」

〇シンポジウム 14:30 – 17:30 「ヘーゲルにおける戦争と平和」
提題者:権左武志(北海道大学)、高橋一行(明治大学)、神山伸弘(跡見学園女子大学)
  司会者:杉田孝夫

【二日目】12月20日(日)

〇合評会 海老澤善一著『ヘーゲル『大論理学』』(晃洋書房 2014年)、『ヘーゲル論理学研究序説』(梓書房 2002年)
海老澤善一:自著紹介
特定質問者:中畑邦夫、山脇雅夫、他一名
  司会者:山口祐弘

第21回研究大会
2015年6月6日(土)・7日(日) 高野山大学

【一日目】6月6日(土)
 〇日本ヘーゲル学会10周年記念講演
  加藤尚武(人間総合科学大学)「哲学の歴史とは何か」
  佐藤康邦(放送大学)「生哲学としてのヘーゲル哲学」
  高山 守(東京大学)「ヘーゲル哲学における無と自由」
  司会者:山口誠一(法政大学)
 
 〇シンポジウム
 「ヘーゲルにおける宗教の本質と現代の人間」
  提題者:久保陽一(駒澤大学)「ヘーゲルにおける宗教性(仮題)」
  提題者:小林亜津子(北里大学)「「宗教哲学」1821年草稿における宗教論(仮題)」
  提題者:山﨑 純(静岡大学)「宗教と国家との和解――宗教の私事化から再公共化へ」
  司会者:座小田豊(東北大学)
 
【二日目】6月7日(日)
 個人研究発表
 〇大坪哲也(京都大学)「デンマーク矛盾論争におけるF.C.シバーンのヘーゲル批判――デンマーク近代哲学とデンマークヘーゲル主義との対決」
   司会者:中川明才(同志社大学)
 〇矢島義英(同志社大学)「チュービンゲン神学における実定宗教を巡って――宗教と道徳はいかに関係すべきか」
   司会者:久保陽一(駒澤大学)
 〇松岡健一郎(同志社大学)「フリードリッヒ・シュレーゲルは、ヘーゲルをどう見ていたか」
   司会者:伊坂青司(神奈川大学)
 〇小井沼広嗣(法政大学)「ヘーゲルにおける意志と衝動の陶冶論――フィヒテとの対比を手がかりに」
   司会者:田端信廣(同志社大学)
 
 〇ワークショップ(Ⅰ)
  「〈事そのもの〉論の構造と射程」
  パネラー:濱 良祐(同志社大学)、岡崎 龍(一橋大学)
  司会者:滝口清榮(法政大学)
 
 〇ワークショップ(Ⅱ)
  「宗教の人間化:神とGemeindeをめぐる諸問題」
  パネラー:飯泉佑介(東京大学)、矢島義英(同志社大学)
  司会者:石川伊織(新潟県立大学)


第20回研究大会
2014年12月20日(土)・21日(日) 静岡大学(東静岡駅前グランシップ)  

【一日目】12月20日(土)
  〇理事会
  〇シンポジウム「ヘーゲルと新プラトン主義」
     提題者:加藤尚武(人間総合科学大学)「ヘーゲルとプロティノス(仮題)」
     提題者:山口義久(大阪府立大学)「プロティノス発出論とDialektik」
     提題者:伊藤功(横浜国立大学)「ヘーゲルと一者論」
     司会者:石川伊織(新潟県立大学)
     司会者:山口誠一(法政大学)
  〇臨時総会
  〇懇親会

【二日目】12月21日(日)
  個人研究発表
  〇中島 新(一橋大学)「自然哲学における「化学論」の意義―ヘーゲルとシェリングの比較を通じて―」
  〇真田美沙(一橋大学)「量における質の回復について―ヘーゲル『大論理学』における「定量の無限性」を中心に―」
  〇後藤正英(佐賀大学)「ヤコービの哲学小説における相互承認論」
  
  〇合評会
   石崎嘉彦著『政治哲学と対話の弁証法 ヘーゲルとレオ・シュトラウス』(晃洋書房、2013年)
    特定質問者:飯島昇蔵(早稲田大学)
    特定質問者:杉田孝夫(お茶の水女子大学)
    特定質問者:高田 純(札幌大学)
    司会者:山内廣隆(広島大学)

第19回研究大会
2014年6月14日(土)・15日(日) 明治学院大学(白金キャンパス)

【一日目】6月14日(土)
 ○合評会
  久保 陽一『生と認識 超越論的観念論の展開』(知泉書館、2012年)
  特定質問者:栗原 隆(新潟大学)、渋谷繁明(駒澤大学)、円谷裕二(九州大学)
  司会者:山口誠一(法政大学)
 ○ワークショップ(Ⅰ)
  「KunstとWerk 『精神現象学』宗教章B「芸術宗教」論の諸問題」
   パネラー:飯泉佑介(東京大学)、真田美沙(一橋大学)
   司会者:石川伊織(新潟県立大学)
 ○ワークショップ(Ⅱ)
  「『法哲学』「道徳性」における「福祉」と「善」」
   パネラー:濱 良祐(同志社大学)、小井沼広嗣(法政大学)
   司会者:大橋 基(法政大学)

【二日目】6月15日(日)
 ○個人研究発表
  日比野佑香(一橋大学)「クィア理論におけるヘーゲル哲学の意義―J.バトラー『欲望の主体』における「説明」概念の改釈をめぐって―」
  岡崎秀二郎(東京大学)「反省と「関係」概念」
  小井沼広嗣(法政大学)「道徳的行為主体による悪とその克服―『精神現象学』における良心論をめぐって―」
 
 ○シンポジウム
  「フォイエルバッハとヘーゲル―宗教をめぐる対話―」
  池田成一(岩手大学)「中期フォイエルバッハのキリスト教におけるヘーゲルの継承と批判」
  河上睦子(相模女子大学)「フォイエルバッハ後期思想の可能性」
  川本 隆(東洋大学)「ヘーゲルの思弁と初期フォイエルバッハの汎神論―ベーメ、スピノザ、ライプニッツの解釈をめぐって―」
  司会者:滝口清榮(法政大学)

第18回研究大会
2013年12月21日(土)・22日(日) 東京工芸大学(中野キャンパス)

【第1日】2013年12月21日(土)

■理事会:10時30分~12時00分 会 場:芸術情報館(3階)中会議室
■合評会:12時30分~14時30分 会 場:芸術情報館(3階)大会議室
黒崎剛『ヘーゲル・未完の弁証法』(早稲田大学出版部、2012年)
質問者:高橋一行(明治大学)、野尻英一(自治医科大学)、松岡健一郎(同志
社大学)
司会者:寄川条路(明治学院大学)

■シンポジウム:14時40分~17時50分 会 場:芸術情報館(3階)大会議室
「自然美の哲学――自然美学の哲学的批判から環境美学の構築へ」
報告1:小川真人(東京工芸大学)「自然美とヘーゲル哲学」
報告2:平山敬二(東京工芸大学)「環境美学と環境倫理」
報告3:加藤泰史(一橋大学)「現代ドイツの自然美学――マルティン・ゼール『自
然の美学』」
司会者:山田忠彰(日本女子大学)

■懇親会:18時15分~20時00分
会 場:学生会館(生協食堂)
会 費:一般4,000円、院生3,000円

【第2日】2013年12月22日(日)

■個人研究発表:10時30分~12時00分 会場:芸術情報館(3階)大会議室
発表1:10時30分~11時15分
石井基博(同志社大学)「近代自然法(理性法)理論の限界と人倫」
司会者:稲生 勝(岐阜大学)
発表2:11時15分~12時00分
松岡健一郎(同志社大学)「マクダウェルの言う「ヘーゲル」とはどんな哲学者なのか?」
司会者:小川清次(大阪府立大学工業高等専門学校)

■休 憩:12時00分~13時00分

■シンポジウム:13時00分~16時10分 会場:芸術情報館(3階)大会議室
「本質論から概念論へ――「現実」章の検討」
(『大論理学』本質論刊行200周年記念)
報告1:徳増多加志(鎌倉女子大学)「絶対的相関と概念をつなぐ論理――ヘーゲル論理学の基本的構想の一側面」
報告2:川瀬和也(東京大学)「現実性と「概念の生成」」
報告3:山脇雅夫(高野山大学)「他在における臨在――「現実」の存在構造」
司会者:高山 守(東京大学)

第17回研究大会
2013年6月15日(土)・16日(日) 宇都宮大学(峰キャンパス)教育学部A棟

【第1日】2013年6月15日(土)

理事会:10時00分~12時30分 会場:小会議室(2階)

合評会:13時00分~15時30分 会場:大会議室(2階)
栗原隆『ドイツ観念論からヘーゲルへ』(未來社、2011年)
質問者:笠原賢介(法政大学)、田端信廣(同志社大学)、湯浅正彦(立正大学)
司会者:久保陽一(駒澤大学)

ワークショップ(2件並行)

ワークショップ1:15時40分~18時00分 会場:2201教室(2階)
「『精神現象学』「宗教章」冒頭における宗教の位置付けと意義」
討論者:飯泉佑介(東京大学)、真田美沙(一橋大学)
司会者:石川伊織(新潟県立大学)

ワークショップ2:15時40分~18時00分 会場:2302教室(3階)
「『大論理学』本質論第1編第2章C.矛盾「注解3」を読む」
討論者:大西正人(法政大学)、中畑邦夫(上智大学)
司会者:大河内泰樹(一橋大学)

総会:18時00分~18時30分 会場:大会議室(2階)
懇親会:19時00分~21時00分 会場:宇都宮ポートホテル(JR宇都宮駅東口前)

【第2日】2013年6月16日(日)

個人研究発表:10時00分~14時00分 会場:大会議室(2階)
発表1:10時00分~10時45分
佐野之人(山口大学)「ヘーゲルは何故改訂を試みたのか__『大論理学』度量編「第1章特有の量」Cについて」司会者:大藪敏宏(富山国際大学)
発表2:10時45分~11時30分
岡崎 龍(一橋大学)「「承認」とは何か__『精神現象学』自己意識章における欲望と承認の関係を巡って」司会者:忽那敬三(千葉大学)
発表3:11時30分~12時15分
阿部ふく子(新潟大学)「「思弁的命題」と哲学の言葉」司会者:杉田正樹(関東学院大学)
発表4:13時15分~14時00分
池松辰男(東京大学)「ヘーゲル「主観的精神」論__「人間学」と「心理学」を中心に」司会者:片山善博(日本福祉大学)

シンポジウム:14時10分~17時30分 会場:大会議室(2階)
「現代の危機に応えるヘーゲル__その『法哲学』的処方箋」
報告1:赤石憲昭(日本福祉大学)「ヘーゲルの男女観・子ども観をどう捉えるか?ヘーゲル家族論の再検討」
報告2:佐山圭司(北海道教育大学)「現代の貧困問題と市民社会の役割」
報告3:大橋 基(法政大学)「ヘーゲルの「国家」論における統治の不偏性」
報告4:日暮雅夫(立命館大学)「フランクフルト学派における「市民社会」の問題:ハーバーマスとホネット」
司会者:杉田孝夫(お茶の水女子大学)

第16回研究大会 
2012年12月22日(土) 関東学院大学・横浜関内メディアセンター

個人研究発表
10時30分~11時15分
「命題形式と事柄の形式(実在的可能性をめぐる形而上学)」
 発表者:木本周平(首都大学東京)
 司 会:山田有希子(宇都宮大学)
11時15分~12時
「生の論理と論理の生:生命章における概念論主観態の成就と生の自己規定してのVerhalten」
 発表者:池田透(ベルリン自由大学)
 司 会:杉田正樹 (関東学院大学)
13時~13時45分
「ヘーゲル哲学における知の主体性と本質について ―本質の映現をもとにして―」
 発表者:嶺岸佑亮(東北大学)
 司 会:伊坂青司(神奈川大学)
13時45分~14時30分
「『精神現象学』における「啓示宗教」の意義について」   
 発表者:矢島義英(同志社大学)
 司 会:伊坂青司(神奈川大学)

シンポジウム 14時40分~17時40分
「ヘーゲル『大論理学』の意味について――カントの超越論的論理学との対立から」
提題者:山根雄一郎(大東文化大学)「批判と形而上学のあいだ」
    山内 廣隆(広島大学)「イエナ―― ヘーゲル哲学の揺りかご」
    牧野 広義(阪南大学)「ヘーゲル論理学と矛盾・主体・自由」
司 会: 海老澤善一(愛知大学)

2012年12月23日(日) 於東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター(田町)
合評会 (1) 13時30分~15時30分
小島優子:『ヘーゲル 精神の深さ : 『精神現象学』における「外化」と「内化」』(知泉書館 2011年)
  司  会: 山口誠一(法政大学)
  自著紹介: 小島優子(駒沢大学)
  特定質問者:滝口清栄(法政大学)、寄川条路(明治学院大学)、飯泉佑介(東京大学)

合評会 (2) 15時40分~17時40分
野尻英一:『意識と生命:ヘーゲル『精神現象学』における有機体と「地」のエレメントをめぐる考察』(社会評論社 2010年)
  司  会: 飛田 満(目白大学)
  自著紹介: 野尻英一(早稲田大学)
  特定質問者:片山義博(日本福祉大学)、川瀬和也(東京大学)、 徳増多加志(鎌倉女子大学)

第15回研究大会
2012年6月16日(土)・17日(日) 北里大学

【第1日】6月16日(土)   (会場:61教室)
理事会 10時~12時30分 会場:6階大会議室

シンポジウム 14時~17時
「ヘーゲル大論理学出版200年を迎えて」
報告者: 高山 守(東京大学)
久保陽一(駒沢大学)
大河内泰樹(一橋大学)
司 会: 徳増多加志(鎌倉女子大学)

総 会 17時~18時
懇親会 18時~20時

【第2日】6月17日(日)   (会場:61教室)
個人研究発表
10時30分~11時15分 
「『方法』の〈生成〉としての「意識の経験」 ―緒論の方法論に関する一考察」
  発表者:飯泉佑介(東京大学)
  司 会:小島優子(駒沢大学)

11時15分~12時
「ヘーゲルは何故改訂を試みたのか―度量編「第1章特有の量、A特有の定量」について」
  発表者:佐野之人(山口大学)
  司 会:山口祐弘(東京理科大学)

ワークショップ(二件平行)13時30分~16時30分
『大論理学』   (会場:61教室)
 題目: ヘーゲルにおける「概念」とは何か
 討論者:川瀬和也(東京大学)
 硲智樹(福山平成大学)
 司 会:赤石憲昭(一橋大学)

『精神現象学』   (会場:6階大会議室)
 題目:「悟性」章における「主客同一」の議論について
 討論者:松岡健一郎(同志社大学)、濱 良祐(同志社大学)
 司 会:山脇雅夫(高野山大学)

第14回研究大会
2011年12月17日(土)・18日(日) 神奈川大学

【第1日】12月17日(土)   (会場:一号館308)
理事会 10時~12時30分 会場:一号館401

合評会 12時30分~14時30分
 権左武志:『ヘーゲルにおける理性・国家・歴史』(岩波書店2010年)
  司  会: 滝口清栄(法政大学)
  自著紹介: 権左武志(北海道大学)
  特定質問者:杉田孝夫(お茶の水女子大学)
        滝口清栄(法政大学)
         寄川条路(明治学院大学)

シンポジウム 14時40分~17時40分
「ヘーゲルとショーペンハウアー:オリエントとニヒリズムの評価をめぐって」
(日本ショーペンハウアー協会との共催)
 提題者:
  田中智彦(東京医科歯科大学):「ヘーゲル・ショーペンハウアー・オリエンタリズム」
  板橋勇仁(立正大学):「ヘーゲルとショーペンハウアーにおけるインド思想と無の評価」                     
  伊藤貴雄(創価大学):「ショーペンハウアーのペシミズム/ニヒリズムと国家共同体論」
  司  会: 齋藤智志(郡山女子大学)

2010年度日本ヘーゲル学会研究奨励賞授与式 17時40~50分
受賞者: 野尻英一 会員
授与者: 研究奨励賞選考委員会委員長 山口誠一

懇親会 18時~20時
会場:神奈川大学横浜キャンパス一号館8F
会費:一般4,000円、院生3,000円

【第2日】12月18日(日)   (会場:一号館308)
合評会 10時~12時
高山 守:『因果論の超克――自由の成立にむけて』(東京大学出版会2010年)
  司  会:座小田豊(東北大学)
  自著紹介:高山守(東京大学)
  特定質問者:大河内泰樹(一橋大学)
        杉田正樹(関東学院大学)
        加藤泰史(南山大学)

個人研究発表 
13時~13時45分
「『大論理学』第二版の真無限、「肯定的無限性」」
 発表者:松岡健一郎(同志社大学)
 司  会:山田有希子(宇都宮大学)

13時45分~14時30分
「『大論理学』の目的論における「媒介の無限進行」――デイヴィドソンの行為者因果性批判との対話から――」
 発表者:川瀬和也(東京大学)
 司  会:徳増多加志(鎌倉女子大学)

シンポジウム 14時40分~17時40分
「ヘーゲルとロマン主義」
提題者:
宮田眞治(東京大学):「イエナ・ロマン主義における<能動・受動>モデルの問題」
権左武志(北海道大学):「ヘーゲルのロマン主義批判―受容から克服へ」
小田部胤久(東京大学):「「無意識」をめぐるヘーゲルとロマン主義 ――美学(史)の立場から――」
司 会:伊坂青司(神奈川大学)、栗原 隆(新潟大学)

第13回研究大会 
2011年6月18日(土)~19日(日) お茶の水女子大学

【第1日】6月18日(土)
理事会 10時~12時30分
個人研究発表 12時45分~13時30分
瀬川真吾(一橋大学) 「ヘーゲル『精神現象学』の構想について――「意識の経験の学」と「精神の現象学」の関係性――」 

ワークショップ 13時40分~15時40分(2件並行)
(1)大論理学
題目:仮象から反省へ 『大論理学』本質論第一篇第一章「A.本質的なものと非本質的なもの」および「B.仮象」を読む
討論者:山田有希子(宇都宮大学)・ 山脇雅夫(高野山大学) 司 会:大河内泰樹(一橋大学)
(2)精神現象学
題目:『精神現象学』「絶対知」章の解釈―「想起」概念を手がかりに―
討論者:下田和宣(京都大学)・三重野清顕(東京大学) 司 会:飛田 満(目白大学)

シンポジウム「ヘーゲルとスピノザ」 15時50分~17時50分 
報告者:鈴木 泉(東京大学)山内志朗(慶応義塾大学)栗原 隆(新潟大学) 司 会:入江幸男(大阪大学)
総 会 18時00分~18時30分 
懇親会 18時40分~20時40分 

【第2日】6月19日(日)

個人研究発表 10時30分~12時 
枡岡大輔(早稲田大学) 「《無限性 Unendlichkeit》の意味を開明するためのひとつの試み―(仮)」
小林裕明(新潟大学)  「ヘーゲルにおけるディオニュソスとアポロン ――ヘーゲル、シュタイナー、ニーチェの運命論――」

個人研究発表 13時~13時45分 
池田全之(お茶の水女子大学) 「起源の不在と無限への追慕――人間形成論として見たフィヒテ、ノヴァーリス、シェリングの哲学――」

シンポジウム 14時~17時
「1822/23年の「世界史哲学講義」におけるオリエント論の研究 ――資料源泉との連関から見たヘーゲル・オリエント論の特質の解明――」  
全体像(兼進行):神山伸弘(跡見学園女子大学)
中国      :石川伊織(新潟県立大学)
インド     :柴田隆行(東洋大学) ペルシア:早瀬 明(京都外国語短期大学)
エジプト    :権左武志(北海道大学)